採用者ブログ

応募後に興味を失う候補者 – その理由と対策

外国人の採用を希望する企業からよく受ける相談の一つに、応募者との連絡が

外国人の採用を希望する企業からよく受ける相談の一つに、応募者との連絡が途絶えてしまう、あるいは選考から辞退してしまうというものがあります。「興味がないのに、なぜ応募したのか?」という疑問を持つのも無理はありません。

この問題の核心に迫るために、まず採用企業側に尋ねる質問の一つが、「どのくらいの頻度で応募を確認し、返信していますか?」というものです。

典型的な回答として、「毎週金曜日にアカウントをチェックして、一度に応募者全員に返信しています。その方が効率的です。」といったものがあります。

時には「いつもチェックしている」という答えもありますが、ウェブサイトのログを確認すると、数日から数週間も応募者への返信がないことがしばしばあります。

よく考えてみてください。積極的に仕事を探している候補者に対して、返事をしない日があるごとに、彼らは以下のような状況に陥る可能性があります。

  • 初めは興味を持っていたが、次第にその仕事への関心を失った
  • 他の求人で選考が進んでいる
  • 自宅から近い、給料が良い、または労働条件が良い他の仕事を見つけた
  • 応募への対応が遅いことに対し、不満を感じた

積極的に、迅速かつプロフェッショナルに応募者へ対応する企業から、「反応がなかった」というコメントをほとんど聞いたことがありません。

応募者は一つの仕事にしか応募しないわけではありません。JobsinJapan.comの平均的な求職者は10以上の求人に応募しており、中には「とりあえず応募してみる」というスタンスの人もいますが、あなたの求人に特別な関心を持っている人も多くいます。忘れないでいただきたいのは、あなたが思うトップ「5」の外国人候補者は、おそらく競合他社のトップ候補者でもあるということです。迅速な対応が必要です。

完璧な候補者はいない

外国人採用代行リクルーターの最大のストレス要因は、適格な候補者の確保(35%)と、採用企業であるクライアントが内定オファーを承認することが遅いこと(30%)です。新しい仕事を探している候補者の47%が他の仕事を受け入れたために内定オファーを辞退したデータを考えると、迅速な行動がいかに重要かがわかります。優れた候補者が他の会社の仕事を受け入れてしまったためにオファーを拒否され、採用プロセスの最初からやり直しになるのは、様々な面で大きな損失が生まれます。

当社のRPO(採用代行)サービスでも、このような事態をよく目にします。当日中に外国人候補者をスクリーニングをしても、翌週やそれ以降に面接を設定するように指示されることが多く、全ての候補者を同じ日に面接することで時間を節約しようとします。もしあなたが仕事を探しているなら、その期間は他の仕事を見つけるのに十分な長さであり、その間に他の会社で面接を受け、オファーを受ける可能性もあります。

さらに、一次面接や二次面接の後で、候補者がある程度そのポジションに適していると評価した場合でも、採用担当者がより良い他の応募者が現れるのを待つことがあります。その間に何が起こるかというと、その候補者は他の仕事を見つけてしまうことも多々あります。

このような状況では、最初からやり直すよりも悪い状態に陥ってしまいます。時間と労力を無駄にし、有望な候補者も失ってしまいます。

慎重に採用を進め雇用を決定したいという気持ちは理解できますが、行動や決断を遅らせることには非常に大きなリスクが伴います。

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