採用者ブログ

要注意人物の採用 – パート 1 (面接前)

採用に失敗したことはありますか?誰にでもありますよね。 話を始める前に

採用に失敗したことはありますか?誰にでもありますよね。

話を始める前に一つ簡単な質問をさせてください。

Q) 採用に失敗した時、何に一番悩まされましたか?

a. 効率の低下(仕事の予定が更に遅れる)

b. 採用への投資の損失

c. 採用の失敗による損失の可能性(お客様からのクレーム

d. 自分の時間の浪費 

e. あなたもあなたのスタッフも採用の判断がハズレだった

f. 上記全部

驚いたことに皆さんが  F)を選んだのです。

採用した後 “バイヤーズリモース” (買い物失敗の後悔) を感じるたびに、私は自分を責め、どうすればよかったのだろうと考えてしまいます。人事や営業で長いキャリアを積んできた私は、求職者の嘘をつく能力よりも、自分の嘘発見能力の方が優れていると思っていました。面接でどのような質問をすればよかったのか、どんな手掛かりを逃したのか、誰かを採用しなければと必死になっていたせいで、その候補者が最適だと自分自身に間違った思い込みをさせてしまったのかもしれないなど、今になって色々と考えます。私も皆さんと同じ失敗をしてきたのです。

幸いなことに、求人サイトを運営していると、私がよくアドバイスをお願いする採用の専門家達とのとても大きなネットワークができます。ここで、私が尊敬する採用担当者から教えてもらって私も実際使っている採用の秘訣をいくつかご紹介します。

免責事項: これらはどれも、それ自体がその応募者が採用失敗となることを証明するものではありません。ちょっとした警告サインでさらに慎重になるための秘訣です。

この最初のリストは、面接前の警告サインです。あなたが面接に招待される価値があるとして応募者を選別した後です。職歴の中で説明されていない空白、捏造、スペル・文法エラー、資格の有無などについて、応募をスクリーニングしたと思います。

面接前

  • 面接の日程変更 – お互い都合の良い日程を調整して面接の予定を組んだのにも関わらず日程変更を求められた場合、特にその連絡が前日以降の場合は注意が必要です。”家族に緊急事態 ”が起きたと聞くのはもううんざりしています。

事実かもしれませんが、私は注視します。私はすぐに、その応募者があなたとの面接よりももっと大事な面接が入ったのではないかと疑います。 あなたはその応募者の第一志望の雇用者ではないようです。でなければあなたとの面接にもっと努力しているはずですから。この応募者があなたとの面接を後回しにしても驚かないようにしましょう。

  • 面接の日程変更での一方的な要求 – 応募者が「何件かの面接予定が入っているので、そのうちの限られた日や時間にしか面接を入れられない」と言ってきた場合は断りましょう。 都合の良い日に面接日を変更しましょうと言っているのではなく、「何件かの面接があるから」というその理由です。この応募者は、自分の実力に対する需要の高さをアピールして、採用側と求職者側との力関係に影響を与えようとしているようです。

自分側の都合で申し訳ないことを伝えたうえで、日程変更に配慮を求めるのはあたりまえのことです。(例:18時まで仕事なので、面接は夕方以降にしてもらえないでしょうか、それとも週末にしてもらえないでしょうか?)

興味深いことに、私は他の業界よりも英語教育業界でこのようなことが起こっているのを目の当たりにしていて、本当に驚いています。 確かに、ネイティブレベルの英語教師が不足しているのは事実です。しかし、そのような行動をしないプログラマーやシステムエンジニアも不足しています。

ちょっと面白いのをお見せしましょう。以下は、ある採用者が受け取ったカバーレターですが、採用側をコントロールしようとしているようです。. 

  • 不愛想な返信/カジュアルすぎるメールでのやり取り –「What’s up」「Hello there」など、カジュアルな調子のメールの場合、私はスキップして次の応募者に進みます。常識やマナーの欠如を応募者や親のせいにするべきかはわかりません。 しかし私の研修には普通ならすでに知っているべきマナーの研修は含まれていませんし、そんなマナーの欠如した人を絶対に私のクライアントの隣に置きたくありません。ご両親がマナーを教えてくれなかったのは私の問題ではありません。
  • メールの返信が遅い – あなたの会社では、お客様からの問い合わせにどのくらい早く返事をしていますか?あなたの返信が数日かかかってもクライアントは気にしないと思いますか?それか少なくとも受け入れられると思いますか?私はそれは受け入れられないし、求職者にとっても仕事がもらえるかどうかの大事な返事を何日も待つのは耐えられないでしょう。ほとんどの人にとってスマートフォンは自分の体の一部のようなもので、求職者はあなたのメッセージを見ていると確信しています。なのでそれはあなたの求人が求職者のお気に入りリストではないという事です。 私は、資格を持っていても私の会社で働くことに乗り気ではない求職者よりも、資格が無くても私の会社で是非働きたいという求職者と一緒に働きたいと思っています。 
  • グーグルやソーシャルメディア – ご承知の事とは思いますが今一度言わせてください。その人の履歴書とLinkedinのプロフィールは一致していますか?

彼らがスカウトする基準にまでも合格してしまった場合、これらのアドバイスが雇用の失敗の可能性を見つけ出し、その回避に役立つことを願っています。

次回は、面接中と面接後に見られる要注意応募者の特徴のいくつかと、怠け者かどうかを見抜くためのヒントについてお話します。

採用が上手くいきますように!

Peter Lackner is the Managing Partner at JobsinJapan.com and has had management-level positions at major job boards in Japan including: CareerCross.com, GaijinPot, CareerEngine (formerly eCentral) and currently the managing partner at JobsinJapan.com.

Running a job board gives Peter the opportunity to speak with employers and job seekers every day and find out why some are successful and others are not. Speaking to both employers and job seekers has given Peter the ability to be able to see both sides of the hiring process. This is why JobsinJapan exists - to help job seekers find the jobs they want and employers to find the candidates they need. 

Peter is active in the ETJ (English Teachers in Japan organization), a member of JALT’s School Owners SIG and currently on the Board of Directors of the Tokyo Association of International Preschools.

You can often find Peter speaking to groups on how to get a new or better job, and to employers on how to avoid making a bad hire.

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